こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
今日、春休みでウチに戻ってきていた息子が、
鹿児島に戻りました。
ウチに戻ってくるからといって、
私は特に何をするわけでもなく、
ただ、食事を作るくらいなのですが、
やっぱり、
戻るときは寂しいものです。
そんなことを考えていたら、
あることに気付きました。
県外にいる息子でも、
単身赴任の旦那でも、
遠距離恋愛の彼氏でも...
いつも一緒に居たいと思うけれど、
いつも一緒にいると色々面倒なことも起こる...
イライラしたり、
どうしてそうなの!って思って、
ストレスが多くなることもある。
でも、
いざ、自分のそばからいなくなると、
寂しくて、
一緒にいた頃が懐かしくなる...
そうそう、
よくある「なくなって初めてわかる」ってやつ。
だから、また、
いつも一緒にいたいと思うし、
逆に一緒に居られないことがストレスになったり...
で、今日気付いたことは...
離れているってことは、
自分の人生を豊かにするってことなんだなぁ
ということ。
いつも一緒にいるということは、
それがうれしいことにしろ、
ストレスになることにしろ、
いつもほぼ同じ
ということですよね。
でも、
普段離れているということは、
何らかの関係性が続く限り、
会ったり、離れたりするということですね。
それは、つまり、
変化がある
ということです。
離れるから寂しくて悲しくて、
でも、次に会える時がうれしくて...
悲しみがあるから、
喜びが感じられるんですね。
深い喜びを感じるために、
悲しみを感じるのかも。
脳科学的にも、
それは証明されているらしいです。
悲しみを感じないようにすると、
喜びも感じることが出来なくなる。
辛いことから目をそらし、
感じないようにすると、
幸せを感じることもできなくなる。
これは、エニアグラムのタイプ7のテーマです。
タイプ7の人たちは、
楽しさ、自由が無くなるのが恐いので、
それを追い求めます。
逆に、辛いこと、悲しいことは、
見ないようにします。
忘れてしまっていることも多いです。
でも、それでは、
タイプ7の本質である「喜び」を
見出すことが出来ないんです。
辛さ、苦しさ、悲しさにもしっかり向き合うことで、
今、どれほどの幸せ、喜びに包まれているのかが
わかるようになるんです。
いつも離れていて、
寂しいからこそ、
会うたびにすばらしい喜びを感じることができるんですね。
いつも一緒にいられるのも素敵だけれど、
離れているのもいいってことですね。
より豊かな人生を送ることができるんですから。
(^-^)