こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
昨日、男性2人と打ち合わせをしていた時のこと。
Aさんは、エニアグラムのタイプ診断をしてみたら、
タイプ3だったそうです。
いや~、当たってますね~。
びっくりしました。
と言われていました。(^^;
タイプ3の特徴としては、
・目標達成、成功を追い求める
・達成する事、成功する事、それによって認められることが大事
・人からどう見られているかが大事
・なので、人にどう見せるかを気にする
・自分のイメージ通りに人に見てもらいたい
・スマートで、カッコよくありたい
・なので、頑張っている自分は見せない
・余裕があるように見せたい
・イメージと違う自分を見られるのはとても恥ずかしい
等々
Aさんが読んだ特徴の中で気になったのは、
「『手段を選ばず』、達成(成功)しようとする」
というところだったそう。
そうですね...
健全なレベルのタイプ3だと、
実際の自分は、理想の自分とギャップがあっても
それを受け入れることが出来るので、
ごまかしたりする必要はなく、
理想に近づくように頑張ります。
でも、だんだんレベルが下がってくると、
自分の成功イメージと現実のギャップを
自分で認められず、苦しくなってきます。
そうすると、
(自分の成功イメージ通りに見せたいので、)
「良く見せる」ということをし始めます。
行動としては、
(ウソ、ごまかしとまではいかなくても)
話をちょっと盛ったり、
数字マジック的な見せ方をしたり、
人の力をうまく利用したり、
成績の悪い部下を移動させたり...
もっと不健全なレベルの場合は、、
営業数字のごまかし
学歴・経歴詐称
詐欺
等の犯罪レベルに発展(?)していきます。
つまり、こんな風に、
健全度のレベルが下がるにつれ、だんだんと、
「手段を選ばず」成功しているイメージを人に持たせようとする
のですね。
自分がどのタイプかを探す場合、
健全度レベルが低めの特徴は役に立ちます。
自分がそのレベルではなく、
今、そんなことはしていないとしても、
自分の状態が悪いときには、
なんとなく、
そんなことをしてしまう感覚がわかるからです。
タイプ3の囚われは、
欺き、(自己)欺瞞
自分自身さえも、
自己イメージによって、だましてしまいます。
タイプ3も通常の場合は、
それは悪意のないかわいい嘘で、
周りを楽しませてくれるものなんですけどね。(^-^)
そんな話をしていたら、
Bさん:あー、そういえば、前、東大卒って言ってたよね~!
Aさん:いや、俺、東大卒だから。
なんて、会話が飛び交っていました。(^w^)