人って素直じゃないですよね。
自分の本当の気持ちじゃないことを、口に出してしまいます。
もちろん、素直に出せる人もいるでしょうが、
多くの人は、「こんなこと言いたいわけじゃないのに…」って
思うこと、よくあるんじゃないかな。
特に身近な人に対して。
私は…あります。
それでも、以前よりは、ずっと少なくなりましたけど。
ホントは、「一緒にいてほしい」と思っているのに、
「別にいいよ、私、一人が好きだから。」と言ってみたり、
「どうして一緒にいてくれないの!!」と怒ったり、
「あなたは、どうしてそう勝手なの!」と責めたり。
ホントは、「助けてほしい」と言いたいのに、
「私、自分でできるから大丈夫。」と強がってみたり、
「いいよね~、『私、できな~い。』って甘えられる人は!」と逆ギレしたり、
「いいのよ、どうせ誰も助けてくれないんだから!」と開き直ってみたり。
今までの人生でいつの間にか、
「一緒にいてほしい」と思っちゃダメ とか、
「助けてほしい」って言っちゃダメ っていう
思い込みが出来ちゃってるんですよね。
刷り込みって言ってもいいかも。
自分の気持ちを出すのは、
わがままで
相手に迷惑で
嫌われちゃう。
なんて、心の奥底で、無意識に思っちゃってる。
でも、素直に自分を表現しないと、
相手には、ホントの気持ちは伝わらない。
いつまでも、わかってもらえない。
ますます、良くない関係になっちゃう。
「一緒にいてほしい」
「助けてほしい」
って言える人って
実は(わがままなんじゃじゃくて)素敵な人なんだなぁ。
…と、気付いてから、
勇気を持って、言ってみるようにしたんです。
そしたら、
「うん、いいよ。」って、笑って言ってもらえた。
言ってみるもんだ。(笑)
大丈夫、そんなに怖くない。
さっき、ちょっと寂しかったから、
そう言った時のことを思い出して、
あったかくなってみました。
っていうお話でした。