こんにちは！ きらきら人輩出係 にいみ裕子 です。 
この前、友達を泣かせてしまいました。 
「え？だってそれ、アカウント作ればいいだけじゃないの？」
と、言った事が原因でした。
別に、責めるように言ったわけではありませんよ。 
単に、そう聞いただけです。
悪気もありません。
でも、その友達にとっては、
それをするのに、高いハードルがあったのです。
そこに、私が、
「それが何か問題？」
って感じで、
さっきの質問をしたので、
きっと、色んな感情が、
涙となって現れたのだと思います。
実は、このパターン、
私にとっては、たまにあることです。
その友達に限らず．．．
私からすると、
本当に何が問題なのかがわからないのです。
なので、
「それは、何が問題なんですか？」
と、つい、率直に質問してしまいます。
言葉の使い方は、もちろん相手によって違いますけどね。
私が理解できていないだけで、
その人が問題と感じているなら、
それを理解して、
解決の方向に持って行きたいと思うからです。
でも…
人によっては、
それを、自分が責められたように感じる方もいらっしゃいます。
単純にわからないから質問していても、
相手が責められたと感じないようにと言葉を選んで質問していても、
それでも
「責められた！」
と受け取る方はいらっしゃいます。
そして、おそらく、
「こいつ（私の事）は、いつもこんな言い方をする！」
と、心の中で思っている方もいらっしゃると思います。
その泣いてしまった友達の素晴らしいところは、
後で私が
「ごめんね。
言い方きつかったかな．．．
ただ単に、聞いたつもりだったんだけど．．．」
と謝ったときに、
「ううん。私の問題なんだよ。
だって、そんないい方しても何とも思わない人いるでしょ？」
と言ってくれることです。
その友達には、ちゃんとわかっているのです。
何が問題なのか。
エニアグラムで、
「思い込みを手放す」ということをするときに、
バイロン・ケイティ ワーク というのを使ったりします。
このケイティワークでは、
簡単な質問をしていくだけなんですが、
それによって自分の思い込みに気付き、
それを手放すことができるようになっていくのです。
そのケイティさんが
「物事は、すべて、３つの領域の事から成っている」
と言われています。
私の領域 ・ あなたの領域 ・ 神の領域
の３つです。
神の領域とは、
雨が降った
事故が起きた
等、どうしようもない事。
私の領域とは、
私の事で、私がコントロールできること。
あなたの領域とは、
あなたの事で、あなたがコントロールできること。
「何が問題なんですか？」と質問して、
その人が「責められた！」と感じ、
何かの反応をする（例えば、泣くとか、私を責め返すとか．．．）のは、
私にとっては、『あなたの領域』。
「責められた！」と感じた人にとっては、『私の領域』（その人の領域）。
ちょっと、わかりにくいですか？
大丈夫でしょうか？
例えば、
「責められた！」と感じた人が、
質問した私（にいみ）の事を、
「あいつはいつもあんな話し方をする！
どうして、あいつはいつもそうなんだ！
あいつは、あの言い方を直すべきだ！」
と思っているとしたら、
その人は、
『あなたの領域』（にいみの領域）に入り込みすぎています。
そんな話し方をして、
周りに不快な思いをさせて、
友達がなくなっていくかもしれないのは、
「にいみの領域」のことです。
そんな話し方によって起こる問題は、にいみの問題です。
他の人はそんな話し方をされても「責められた」と思っていないのに
自分は「責められた」と思っていて、
あいつを（心の中ででも）責め返しているのは、
「その人の領域」のことです。
そんな受け取り方によって起こる問題は、その人の問題です。
「にいみの領域」のことは、にいみがどうにかする。
「その人の領域」のことは、その人がどうにかする。
自分にはどうにもできない相手の感情や行動などの
『相手の領域』のことは、相手に任せましょう。
それを、
ついつい『相手の領域』に踏み込んで、
『私の領域』が空っぽになっているので、
自分が辛くなるのです。
自分領域のケアは、自分でしかできません。
そして、
『私の領域』に目を向け、
なぜ、私は「アカウントを作れない」んだろう？
「アカウントを作れない」と「思っている」んだろう？
そこにはどんな思い込みがあるんだろう？
と、見つめてほしいのです。
それは、案外、ちっちゃなことなんです。
それを手放せると、人生、もっと楽になります。
もし、
自分だけでは見つめられない。
自分だけでは手放せない。
と思われるなら、
こちらまで、ご連絡ください。
心を込めて、サポートさせて頂きます。