こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
突然ですが、
「自由」と「わがまま」の違いって
何なのでしょう?
自由になるってことは、
わがままになって、
人に迷惑をかけることなんじゃない?
って感じる方も多いのではないかと思います。
何を隠そう私も、
ずっとそんな感覚を持っていました。
自分の好き勝手にするのが、
「自由」だと思っていたからです。
「好き勝手」
を辞書(大辞林)で引いてみると、
他をかえりみず、自分の思うままに振る舞うこと(さま)
と出てきます。
この「他をかえりみず」というところが、
どうもひっかかってしまいますよね。
自分が自由にふるまうことで、
他に迷惑かけるのは、よくない。
そんな思いがありますよね。
一方、「自由」を引いてみると、
一番目に、
他からの強制・拘束・支配などを受けないで、
自らの意志や本性に従っていること(さま)。
自らを統御する自律性、
内なる必然から行為する自発性
等がその内容で、
これに関して当の主体の能力・権利・責任などが問題となる。
とあり、
三番目に、
わがまま。気まま。
とあります。
「好き勝手」な自由は三番目の意味ですね。
でも、一番目の意味では、
自律性や自発性が必要で、
能力・権利・責任がなければ、
自由とは言わない
ということが書かれています。
本来の「自由」の意味は、
これなんですね。
「好き勝手」な自由は、
表面的な自由だと思います。
なぜなら、
「好き勝手」にするのは、
そこに別の思いが隠れていると思うからです。
例えば、
不良少年と言われる子が、
暴走行為をしたり、
万引きをしたりというのは、
その裏には、
構ってほしい、愛してほしい
という思いが隠れています。
構ってほしくて、愛してほしくて、
そんな行動をとってしまっていると思うのです。
それって、とっても「不自由」
その思いにがんじがらめになっています。
本当の自由は、
そんながんじがらめの思いから解放されて、
何をしてもいい状態で、
何をするかを自分で選択できることなのです。
自分で選択する以上、
そこには責任が伴います。
場合によっては、
人に迷惑をかけることがあったとしても、
その人の精神的、金銭的、時間的自由に対して
自分で責任がとれるなら、
それは自由です。
その人が迷惑を受けることを自分で選択してくれるように
誠意をもって関わることができるなら、
それは自由です。
「自由」は、決して「わがまま」ではない。
だから、
がんじがらめにならずに、
思い切って、自由になってみましょうよ。
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