こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
昨日は、「神様はスーパーマーケット」という
記事を書きました。
誰もがそこから、
好きなもの、必要なものを買ってきている
という話で、
今日は、それを、
エニアグラム的に説明するというお約束でしたね。
不幸ばかりが起こると思っている人は、
不幸に目が行き、
楽しいことばかりがおこると思っている人は、
楽しいことに目が行っているのです。
どこに目がいくかは、
性格のクセ
によって、違います。
「(社会的、倫理的に)~すべきだ」
という思いが強い人は、
そうなってない部分に目がいきます。
例えば、
人に迷惑をかけるべきでない
という思いが強い人は、
人に迷惑をかけているところ
に目が行きます。
出来ていないところ、
足りないところに目がいきがちなので、
それが強まるほど、
辛く、不幸になりがちです。
逆に言えば、この人たちは、
理想に向かう力や、
リスクに備える力があります。
強い問題意識と、
それを良くするための原動力を持っています。
楽しいことばかりに目が行っている人は、
楽しいことを見つけるので、
それ自体はとてもいいことです。
でも、それが強くなりすぎると、
「楽しくなければならない」となり、
嫌なことから逃げるので、
自分はよくても
周りに迷惑をかけているかもしれません。
それによって、
大事な人間関係が壊れてしまうかもしれません。
どちらにしても、
性格のクセが強すぎると、
色んな問題が起こってきます。
「あの人が私を苦しめる?」でも書いたように、
自分を苦しめているのは、
実は「その考え」なのです。
性格のクセによって、
「その考え」が強くなります。
つまり、
どのタイプも、そのタイプ特有の
「~すべき」
「~ねばならない」
という考えを持っていて、
どのタイプも、
ストレスが大きくなると、
その自分の
「~すべき」
「~ねばならない」
を強めてしまいます。
なので、
自分の性格のクセを知って、
それを強めすぎないこと。
それが大事になってきます。
まずは、自分がどこに注目しているのか。
どの程度、そこを凝視しているのか。
観察してみてください。
もう少し、注目点を広げてみると、
また、違ったものにも気付くかもしれませんね。
ひとりで難しいことも多いと思います。
その時は、ご相談ください。
お力になれると思います。
あなたの考えたことや感じたことを
コメント頂けると、
私も励みになります。(^-^)