エニアグラムとは、
古代ギリシャ時代の知恵を、
現代心理学で検証した学問です。
性格心理学、人間学等の分類に入ります。
エニアは「9」、グラムは「図」
でも、この図は、シンボルなだけではなく、
この図こそが、エニアグラムを示しています。
(ここでは、これ以上は触れませんが...)
どんなものかを、とってもざっくりと言うと、
誰もが生まれながらの気質によって、
9種類の性格(タイプ)のうちのどれかを
メインの性格(タイプ)として持っている
というものです。
誰もが生まれながらに持っている気質と、生育環境によって、
ひとりひとりの「性格」が作られていきます。
その「性格」が、9タイプあり、
誰もが、そのうちのひとつを自分のタイプとして持っています。
そして、タイプ別に、「輝き」と「囚われ」というものを持っています。
「囚われ」とは、
その人独特の思考・感情・行動のパターンで、
同じタイプの人は、
驚く程、似たようなパターンを持っています。
本来、エニアグラムは、
誰もが陥っている「囚われ」のパターンから、
抜け出すための自己成長システムです。
ですが、9つの性格タイプの特徴が明確なため、
性格分類、タイプ分け、性格分析という側面での
使われ方が一般的には多いと思われます。
タイプは「国民性」みたいなもの
と、私自身はお伝えしています。
性格分類や、タイプ分けといった言葉を使うと、
この側面だけが注目されて薄っぺらなものになってしまい、
本来の 自己成長システム としての素晴らしさが
伝わらなくなってしまうのがイヤだからです。
国民性とは、その国が持つ文化であり、
その国特有の考えに根付いています。
その国民性と同じように、
私たちは、
そのタイプの特徴となる文化・考えの中で育っている
という感じです。
そして、自己成長として目指すところは、
よりグローバルな人になる
というイメージです。
日本(自分のタイプ)での常識は、
日本の文化として、日本では当たり前ですが、
外国(他のタイプ)から見ると、ちょっと違う感じがするでしょう。
日本にどっぷりつかっていると当たり前で見えないことが、
外から見てみると、新しい発見であったり、
他の国に目を向けて、
良いところを見つけられると、
取り入れることができるようになったりします。
グローバルな人は、
自分の文化の良いところを活かし、
相手の文化も尊重し、受け入れることができます。
キャパシティが大きくなっていきます。
これが、自己成長のイメージです。
自分のタイプはどうやってわかる?
エニアグラムには、診断テストがあるのですが、
あくまでも目安です。
そのテストを受けたからと言って、
それで判定されたものが
自分のタイプと決まるわけではありません。
実際にどのタイプかを見つけるには、
タイプの特徴と、自分自身の実際行動をよく比較して、
探究してみることが必要です。
自分をよく観察し、
どうして、こんな行動をとるのか?
自分は、何が恐いのか?
本当は、どうしたいのか?
そんな観点で、眺めてみてください。
そうやって、自分を良く知り、
最終的に、
自分のタイプがわかります。
わかった時、腑に落ちた感覚になります。
そして、その自分を良く知る過程が、
自己成長へと繋がります。
どんなタイプがあるの?
ここに、診断テストの無料サンプル版がありますので、
とりあえず、やってみて、タイプの特徴を見てみましょう!
(このサンプル版は、本来の精度を保証するものではありません。
より精度の高い診断をご希望の方は、完全版の144項目のテストをご利用下さい。)
まずは、3つぐらいに、
ゆる~く、絞ってみてください。
そこには、あまり詳しくは記載してありませんが、
タイプの特徴をより詳しく見ると、
どうして私の事が書いてあるの!?
と驚く人が多いです。
当然の事ですが、
同じタイプの人は、同じ特徴というわけではありません。
9つのタイプがあっても、
ひとりひとりが個性的(ユニークでミステリアス)であることに
変わりはありません。
ただ、
心の根っこに、
同じ種類の「恐れ」と「欲求」を持っているため、
思考や、行動を突き動かすものが同じ
ということになります。
その結果、
同じタイプの人は、
びっくりするほど、
似たような反応パターンがあるということです。
エニアグラムには、
論理的で構造的なしっかりした心理学としての学問の部分と、
人の心を癒し豊かにするスピリチュアルな部分
の両方が含まれています。
なので、日常の生活において、
様々な探究や気づきとともに、実践の機会ができるのです。
それが、実際に自分自身の成長へとつながり、
許容量が増え、多くの事が楽になっていきます。
喜びに満ちた人生を送れるようになっていきます。
あなたの人生に、
エニアグラムの知恵が役立つことを願って...
近日開催のイベントは >> こちらから