先日のコンサルで、クライアントさんが、
苦しいんです。
もっと、主人がわかってくれたら、やっていけると思うんです。
と言われていました。
こんにちは！
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみひろこです。
そうですよね。
わかってもらえないって、とっても苦しいです。
しかも、最もわかってもらいたい身近な人。
この方は、とても努力をされていて、
ご主人のことにとても気を配っていらっしゃるんです。
あなたのこと、ちゃんと聞いているでしょ？
だから、私の話も聞いてほしい。わかってほしい。
そんな思いでいっぱいだし、
実際にご主人にもそう伝えているのだそう。
でも、話していると、
ご主人は途中で話を変えたり、
「お前は人の事、あれこれ言い過ぎ」と言って
それ以上聞かなかったり．．．
なので結局、その方の中には、
私と話すのがイヤなんだろうな
という思いが生まれているんですね。
ご主人は、外では、リーダーシップを発揮して、
みんなをまとめて色んな事をやっているし、
付き合いでお酒も沢山飲んで帰ってくる。
ウチに帰ってきたときには、
ベロベロで、だらしなくて、
そんなになるまで飲まなきゃいいのに！
私の事は、聞いてくれないのに！
その方は、状態が悪くなっていくと、
どんどん不安になっていくとのことで、
ご主人の寝ているベッドの横に布団を持っていて寝ているのだそう。
でも、主人は、何でそんなことするのか！と、
わかってくれない
と。
話を聞いていると、
ご主人はどうも、タイプ３っぽい。
タイプ３の特徴を見てもらうと、かなりあたっているとのこと。
タイプ３は、
とてもリーダーシップに優れ、
みんなを引っ張って、多くの事を成し遂げます。
いつもスイッチをONにして、カッコいい自分を見せています。
とても努力するハードワーカーです。
自分の安心できる場所でだけ
スイッチをOFFにすることができます。
弱音を吐くことができます。
合理的で、感情をわきに置いているタイプなので、
自分の感情には気付きにくい。
それは、つまり、人の感情にも気付きにくいということ。
だから、
奥さんの前で、だらしない姿を見せているのは、
スイッチがOFF状態ということ。
とても、安心して、信頼しているということなんですね。
奥さんが、ベッドの横で寝るって、ホントに意味がわからないんだと思います。
感情を理解しにくい人に、感情を察してよ！というのは、
飛べないニワトリに、飛んでよ！と言っているのと同じです。(笑)
「不安だから」って、ちゃんと言葉で伝えてみてください。
そうお伝えしたら、
ご主人のタイプの特徴がわかったら、
私の事、嫌いじゃないんですね．．．
何か、ホッとしました．．．
と。
相手のタイプのことがわかると、
ちょっとかわいく見えるようになります。(笑)
愛おしくなってきます。
自分のタイプのことがわかると、
自分もちょっとかわいく見えるようになります。
愛おしくなってきます。(^-^)
誰でも、どのタイプの人でも、
「性格」というフィルターを通してしか、見ていません。
同じものを見ていても、
同じようには見えていないということです。
だから、相手と分かり合いたかったら、
自分のフィルターを通したら、「それ」がどんな風に見えているのか？
を、きちんと説明する必要があるのですね。
目隠しされた人に、目の前にあるものがどんなものかを説明するように．．．
相手の方から見える世界と、
自分の方から見える世界を、
お互いに共有できることが、
本当に理解し合えるということのような気がします。
タイプについては、本や記事で読むだけでは、
なかなかその臨場感（リアル感）が伝わりません。
ぜひ一度、私と話して体感してみてください。(^-^)
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