こんにちは！ きらきら人排出係 改め
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子 です。 
各タイプの 「恐れ」と「欲求」について、
シリーズとしてお伝えしています。
各タイプの「恐れ」と「欲求」と言うのは、
心の奥底にある「根源的恐れ」「根源的欲求」
というものなのですが、
今日は、
それより、もうちょっと上のほうにある
「思い込み」という名の「恐れ」の書き換え方
について、お伝えしようと思います。
例えば、
やらなくちゃいけないということはわかっているのに、
なかなか行動に移せないときってありませんか？
そんなときに、
どうして私って！！！
と思いがちなのですが、
ちょっと落ち着いて、
なぜ、それが出来ないんだろう？
なぜ、それをしたくないんだろう？
と、自分を見つめてみてください。
何かが「怖い」と思っていないでしょうか？
自分を見つめるために、
ちょっと深く、自分の意識に潜ってみます。
すると、例えば、私の場合、
「失敗したくない」という思いが出てきます。
そうですね、
「失敗する」ことが怖いんです。
なので、
これでいいと思えるまでの準備をしようとして、
行動が起こせないということがよくあります。
こんな風に、自分の「恐れ」がわかったら、
自分に質問をしてみてください。
そして答えていきます。
「失敗する」とどうなるの？ 何が起こるの？
人から笑われる。
信頼されなくなる。
お金が無くなる。
：
：
どんどん答えていってください。
それが、あなたの持っている「思い込み」です。
そして、そのひとつひとつに対して、
「ホントに？」と尋ねて、
よく考えて、Yes/No を答えてみてください。
人から笑われる。
→ ホントに？ → No
信頼されなくなる。
→ ホントに？ → No
お金が無くなる。
→ ホントに？ → No
すると、だんだんと答えが変わってきます！
「失敗する」とどうなるの？ 何が起こるの？
経験が増える。
→ ホントに？ → Yes！
ネタが増える。
→ ホントに？ → Yes！！
やっちゃいけないことがわかる。
→ ホントに？ → Yes！！！
どうですか？
「失敗する」とこんないいことが起こるんです。
あなたの考えている「恐れ」は、
実は、こんな素敵なことを隠し持っているのです！
でも、
この「思い込み」がわかったからと言って、
すぐにその「怖さ」がなくなるわけではありませんよね。
だって、ずーーーーーーと、
そう思い込んでいたんですから。
だから、
そういう自分を認めて、
抱きしめてください。
そして、
勇気をもって、
清水の舞台から飛び降りてみる。
だって、
それによって得られるものは、
素敵なことだって、
見つけたんだから。
わかったんだから。
だから、
自分を励ましてみるしかない。
やさしく。
勇気が出るまで。
やさしく待ってあげよう。
一緒にいてあげよう。
慣れるしかない。
怖くないと思えるまで、
やるしかない。
でも、大丈夫！
よーく、下を見てみて。
下には、フワフワの大きなクッションが敷いてある！
飛び降りて（失敗して）も大丈夫。
人からも笑われない。
信頼もなくならない。
お金もなくならない。
ただ、
経験が増えて、
ネタが増えて、
やっちゃいけないことがわかる。
フワフワのクッションが受け止めてくれる。
だから、飛び降りてみても大丈夫なんだよ。
あなたの「恐れ」には、
どんな宝物が隠れているんでしょう？
