こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子 です。
各タイプの 「恐れ」と「欲求」について、
シリーズとしてお伝えしています。
前回は、「幸福でありたいタイプ7」でした。
今日は、タイプ8について。
タイプ8の人たちは、どんな人たちかというと…
一言でいうと、「挑戦する人」
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パワフルで腹が据わっています。
自信があり、存在感があります。
意志が強く、はっきりものを言います。
情に厚く、親しい人たちに対して面倒見がいい人です。
周囲をコントロールする傾向があります。
弱いことが嫌いで、タフにふるまいます。
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このタイプの 恐れ は、
「人に傷つけられ、コントロールされるのではないか」
という思い。
なので、 欲求 は、
「自分のことは自分で守り、主導権を握りたい」
もちろん、人間、誰しも、
主導権を握りたいという思いがあります。
でも、タイプ8の方たちは、
心の奥底でのこの思いがとても強く、
思考や感情や行動のほとんどが、
この恐れと欲求によって突き動かされています。
パワフルで、腹が据わっています。
自信にあふれ、はっきりとものをいう親分肌。
身内(仲間、子分)を守ります。
負けることは、人生の敗北。
衝突を避けず、堂々とぶつかります
挑戦を受けることを楽しみ、
他の人にも、挑戦させる機会を与えます。
本人のためを思い、試し、
落とし穴に落として経験させます。
それは、素晴らしいことですね。
やりすぎなければ…
心の根っこには、
「人に傷つけられ、コントロールされるのでは」という思いがあるので、
コントロールされないように、
人をねじ伏せ、
自分がコントロールせずにはいられないのです。
いつも本気で、相手も本気かどうかを確かめます。
口調が強すぎて、
相手を委縮させてしまうこともあるかもしれません。
でも、強さが前面に出てしまっては、
せっかくのあなたの気持ちが、
相手には理解されなくなってしまいます。
「相手に自分の強さをわからせる」という
タイプ8特有のパターンなのです。
何に対しても、
本気で、強烈でいないと、
負けてしまうような気がしているのです。
タイプ8の人は、
本当は、やさしい暖かい気持ちを持っている人なのですが、
それを人に見せると負けたような気になるので、
強い自分を出し続けています。
自分の強さを示さないと、
自分はやられてしまうのではないかという気がしているのです。
(深層心理なので、自分でも気づいていないかも。)
だから、もし、
自分の力を誇示しようと、
駆り立てられていることに気づいたら。。。
深呼吸をして、
大丈夫、大丈夫
それをしなくても、
自分は十分に存在感がある。
そう言ってみましょう。
あなたは、それをしなくても、
ありのままで、
堂々とした存在なのです。
怖いですよね。
ホントに?
と思いますよね。
各タイプには、
違った種類の
恐れ と 欲求 があります。
ほとんどの考え、感情、行動は、
この恐れと欲求によって、
突き動かされています。
どのタイプも、
恐れ と 欲求 に突き動かされたいつものパターンを
繰り返してしまっているのです。
苦手なことをできるように頑張る必要はありません。
克服する必要もありません。
ただ、
やりすぎているいつものパターンに気づいて、
それをやめてみるだけでいいのです。
やめようとすると、
心の奥底で、
「やめちゃダメだよ。
やめたら、こっちがやられちゃうよ。」
と囁く声が聞こえます。
だから、怖くてやめられません。
でも、
だからこそ、
やめても大丈夫(何も起こらない)ことに、
気付いて、
やめることに慣れるだけでいいのです。
そうやって、
少しずつ、囚われから解放され
少しずつ、成長していきます。
ひとつだけ付け加えるなら、
自分の繊細な部分を出せる人を、 (一人でもいいので)見つけてください。
自分はそんな部分を持っているから強い、それを知ってください。
自分が自分の繊細な部分を認めてあげていから、
人からも認めてもらえない(付け込まれる)気がする、
それだけなんです。
大丈夫だから!
次回は、タイプ9の 恐れと欲求について
書いてみようと思います。
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