昨日のセッションでのこと。
その人は、弟さんが嫌い。
色々問題を起こして、
周りに迷惑をかけるから。
話もしたくない。
顔も見たくない。
でも、その周りの人に迷惑をかけるから、
代わりに謝りに行ったり、
お世話をしたりしなくちゃいけない。
だから、
弟さんのことを考えると、
イヤでイヤでたまらない。
でも、
他の兄弟や、親族は、
その弟さんのことを嫌って、
何もしない。
だから、自分がするしかない...
でも、逃げたい。
そう思っている自分がイヤ...
ひとりで背負って、
大変な状況のよう。
じゃぁ、他の兄弟と同じように、
何もしなくて、逃げちゃえばいいのに。
そんなに嫌いだったら、
放っておけばいいのに。
でも、それはできないんだよね。
どうしてだろう？
それって、好きってことじゃないの？
と聞いたら、
いや、そんなことはない！
大嫌い！
弟だからしょうがない。
って。
そうだよね。
大嫌いだよね。
顕在意識では...
でもね、
潜在意識が、好きって思ってるんだ。
弟だから、好きなんだね。
潜在意識の力は、
顕在意識よりず～～～～～っと強くて、
潜在意識の思っている通りの現実を作っちゃう。
だから、
弟さんを気にかけて、
弟さんの世話をする。
たとえ、
顕在意識では、嫌いだと思っていても...
だから、潜在意識の思ってることに気付こう。
本当はどうなってほしいの？
どんな状態だったらうれしいの？
って、聞いたら、
弟が普通になってほしい。
兄弟みんなで、弟のこと考えたい。
って。
そうだよね。
そうしたいんだよね。
だったら、そこにフォーカス当てよう。
それができたら、どんな気持ちか？
それができたら、どんなに幸せか？
そうすると、見えてくる。
何ができるか、
何をするのか。
未来のなりたい状態から下ろしてくるんだよ。
今の問題（壁）にフォーカス当ててると、
目の前に立ちはだかる壁が高すぎて、
逃げたくなるんだね。
でも、視点を上げて、
壁の向こうの未来に目を向けると、
壁の乗り越え方が見えてくる。
しばらく黙って考えてたその人は、
そうか...弟のこと好きなのか...
そうだね。
だって、嫌いだったら、知らんふりしとけばいいもんね。
他人だったら、そうするもんね。
うん。
弟も、他の兄弟も、
仲良くしたいんだよね...
まず、兄に話してみる。
どうにかしたいって言ってみる。
ひとりじゃきついって言ってみる。
そう言って、笑った。
私も、笑った。
こんな時間がとても好き。(^-^)
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