私がコーチングを学ぶきっかけになったのは、
会社で病気になってしまう人を
何とかサポートできないかと
カウンセラーの資格を取った後の
同僚の一言だった。
「カウンセリングって、受けただけで、『負け』って感じがするんだよね。」
こんにちは! 未来を創るコーチ にいみひろこです。
う...
そう言われて、何とも言えなかった。
でも、確かに、
会社は、闘いの場なのだ。
カウンセリングを受けに行ったら、
自分が弱ってますと、みんなに教えるようなもの。
彼がそう思うのも、ムリもないか...
ちょっと悲しかったけれど、
そう言わざるを得ない気持ちもわかる。
そんなとき、本屋さんで見つけたのが、
この本!
これを読んで、
「これだ~!!」
と思った。(笑)
そこから、コーチングにのめり込んだ!(笑)
中でも、突き刺さったのが、
このブログのタイトルにした
「今夜はカレーを作ろう!」と言ってほしい。
ということ。
同僚が、「負けた気がする」と言ったのは、
フォーカスが当たっているのが、周りの人だから。
周りの人たちを気にして、
その人たちに負けないように、
上司の顔色を見て、
人と比べなくてはいけなかったのだ。
そんな環境だったら、疲れて当然...(T_T)
社員が元気じゃないんだから、
会社だって、元気がなくなり、業績も上がらない。
会社に大切なのは、
社員がみんな同じ方向を向くためのビジョン。
周りの人ではなく、
理想の未来にフォーカスを当てるためのもの。
大変な仕事だって、
ワクワクしながらやっていけるためのもの。
そのとき、リーダーはメンバーに、
「今夜はカレーを作ろう!」
と言ってほしい。
そう言われていれば、
メンバーは、
牛肉を買いに行っても、無かったとしたら、
鶏肉を買ってくる。
自分で考える力が生まれるから。
でも、多くの会社では、そう言う代わりに、
「野菜を買って来い」
「牛肉を買って来い」
と言われる。
牛肉がなかったとき、
同じ動物性タンパク質ならと、アジを買ってきて、
「そうじゃないだろ!何やってるんだ!」
と怒られる。
だから、
「何を買ってきましょうか?」
と聞く部下が育つ。
社内で、同僚たちにこのカレーの話をしたら、
ほぼ100%の人が、
「そうそう!そうなんだよね〜!」
と言っていたのです。
それくらい、どの部署においても、
ビジョンは語られていなかったんです。
というか、
おそらく、
リーダーは伝えていた「つもり」
でも、
「ビジョン」という名の違うものを伝えていたか、
伝え方が悪く、伝わっていなかったんです。
社内で管理職研修をさせていただいた時、
ある管理職の方もこのカレーの話に深く共感されました。
そして、次の方針説明会では、
チームのビジョンを
何度も同じ言葉を繰り返しながら
伝えられたのです。
その結果、
今までの方針説明会と違って、
すごくよくわかった!
これから、それをやっていくんだ!と
モチベーションが上がった。
というメンバーからのフィードバックがありました。
ビジョンを伝える
そう言ってしまえば簡単そうですが、
ビジョンとはどんなものか
どんな風に伝えるのか
それがわかっていなければ、
伝わるものも伝わらない。
勿体なさすぎます!
それは、
社員のモチベーションに大きく影響し、
会社の業績にも反映してくるものだと思うんです。
「今日はカレーを作ろう!」
と言ってますか?
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未来を創る コーチ にいみひろこ
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そんなサポートしをています。
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