「状態の悪い自分を知る」という記事を書きましたが、
「なぜいつも不安なんだろう」
「なぜいつも自分に自信がないんだろう」
自分の性格は？と聞かれると
「石橋をたたいて渡って、渡ってからも
"本当に渡って良かったんだろうか？"と
振り向いてもう一度たたくような性格」
と答えるような人間でした。
会社勤めをしている時は、
組織の中で自分に与えられた仕事をいかに完璧にこなしていくか、
いかに求められる以上の力を発揮し自分を表現していくか。
そんなことを思っていました。
しかし、独立してからは
「知識が足りないんじゃないか」
「経験が足りないんじゃないか」
いつも不安で不安で"一歩前に進む"ことができないでいました。
そんな時に出会ったのが『エニアグラム』でした。
にいみ先生のセミナーを受けるまで、
私はエニアグラムというものが何なのかよく知りませんでした。
「自分のタイプを知るってどういうことだろう？」
自分のタイプを知れば、
この"いつも漠然とある"不安感がなくなり、
一歩踏み出すことができるのかもしれない。
これを知ると、仕事にも生かせるのかな？
そんな気持ちで参加させていただきました。
簡易タイプ診断では『タイプ1』完璧主義者タイプ。
正しいこと、きちんとやることが良いことと、
子供のころから思い続けていました。
周りの大人に褒めてもらうことが一番大切な事。
そう思っていましたから『タイプ1』という結果は
「そりゃそうでしょう！」という感想でした。
でも、何か引っかかるんです。
いつも不安で、自信が無くて、
友達からは「損な性格」と言われる私がまだ解決されていない。
「タイプを決めつけないでくださいね」
今思えば、にいみ先生の言葉は
一つの物に固執する私に投げかけられたものだったように思われます。
２度目のセミナーで、その言葉の意味がはっきりとしました。
「タイプを決めつけず、もう一度自分を見直してみよう」
すると『タイプ6』堅実家タイプが目の前に現れました。
タイプ１の特徴を見て
「やっぱり私はタイプ1」と思っていたのは、
自信のない自分が
完璧主義者のタイプ1に対するあこがれだったのかもしれません。
今もタイプを決めつけたわけではありませんが、
タイプ6かもと思ってからは
「なんで私って」ではなく
「そうそう！私ってそうなのよね」
と自分を肯定できるようになってきました。
不安や心配でがんじがらめになる前に
「あ～、レベルが悪いほうに行っているな。
こういう時もあるわよね。
じゃあ、考え方を変えてみようかな」
なんて、
今までとは違う方向から自分を見ることができるようになってきました。
また、先生からの
「落ち込んだっていいんですよ。
落ち込みから復活するまでの時間をだんだん短くしていけばいいんです」
というアドバイスは、自分で自分を認めることができる、
とても大きなきっかけになりました。
そして
「自分の性格を意識化することで、
自分のマイナスのクセをなおすことができます」
という先生の言葉は、
自分自身をはっきりと認識し、
自己成長させてくださいました。
「いやいや！十分勉強したじゃない」
「誰だって初めは初心者よ」
自分を信じて前に進むことができるようになったのは、
私にとっての大収穫です。
まだまだ表面的な理解でしかありませんが、
エニアグラムを通して自分を知り、
仕事に、人間関係に
良い影響があったのは間違いないと思います。
気持ちよく、良い仕事をするために、
もっともっと自分を知りたいと思っています。
（Ｍ．Ｈ．さん 女性、セミナー講師）
タイプ６の方にとって、
自分で自分を認めてあげること
自分で自分を褒めてあげること
それは、とても大切なことです。
自分が自分を認めていないから、
褒めてあげないから、
他の人に認めてもらいたくて、
褒めてもらいたくて、
そのために行動してしまうのです。
だから、
自分を自分で認めて、
自分を自分で褒めて、
自分を信じることができるようになると、
自信が出て、
自分の本質が輝きだします。