こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
このブログを始めて、もうすぐ半年。
これだけ、エニアグラムのことを語ってきたのに、
エニアグラムの図については、
一度も話題にしたことがないことに気付きました。(笑)
エニアグラムの図って、知ってますか?
これ!
この図は、単なるシンボルマークではなく、
エニアグラムを学ぶ上で必要な
沢山の知恵が入っています。
人(自我)は、
多くのことを二極化しがちです。
善い/悪い
好き/嫌い
正しい/間違い
白/黒
:
日常の中では、
それは「決めつけ」になってきます。
私のこと、好きなの?嫌いなの?
なんて、よくありそうなフレーズですが、
実際は、
好きなところもあるし、嫌いなところもある
っていうのが、
きっと、その本当の答えですよね。
でも、どちらかに決めたがる。
どちらかに決めようとしている自分に気付いたら、
どっちでもいい
どっちでもある(ありうる)
という、
第三の道の選択ができることに気付くチャンスです。
エニアグラムの図では、
3、6、9 を結ぶ三角形の意味です。
底辺の両端が、
二極化していることを意味します。
上のもう一つの頂点の視点に気付くチャンスです。
つまり、
視点を上げて、
どっちでもいい
という、第三の視点を手に入れましょう
ってことです。
視点が上がると、
もっと見える範囲が広くなります。
例えば、
その人とうまくやっていくには、
上の視点から見てみると、
善いか悪いかを決めることが大切なことではなく、
そこにこだわらないことが必要だとわかります。
この二極化は、誰でも行いますが、
特にタイプ1の人は、
この傾向がとても強いです。
善いか、悪いか
正しいか、正しくないか...
そんなことで、
自分の人生も、
相手の人生も
決めつけてしまっています。
窮屈ですね。
そして、それを強めるあまり、
批判(非難)してしまうのです。
自分も、他者も。
善い/悪いじゃないんです。
どっちでもいい、そんなこと。
人によって、そんな基準なんていくらでも変わる。
好き/嫌いじゃないんです。
どっちもある、それでいい。
だから、
そんな二極に決めつけず、
視点を上げて、
広い視野で見てみましょう。
窮屈だった人生が、
少しずつ楽になっていくのがわかると思います。