こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
エニアグラムには、9つのタイプ以外に、
3つの本能というものがあります。
社会的本能
性的本能
自己保存的本能
の3つなのですが、
人によって優先する順番が違います。
社会的本能が優先の人は、
1対多の関係となる、
自分と社会との関係に意識がいきます。
性的本能はが優先の人は、
1対1の関係である、
私とあなた、私とそれの関係に意識がいきます。
文字通りの性的な意味は全くありません。(^^;
自己保存的本能が優先の人は、
自分の周りの環境に意識がいきます。
そして、
一番優先度の高い本能の領域に、
その人のタイプの特徴が顕著に表れます。
もっとも優先度の低いものを、
盲点と言い、
その人にとって、
多くの場合、課題となっている領域です。
例えば、私の場合、
1) 社会的
2) 性的
3) 自己保存的
の優先順位ですので、
優先は、社会的で、
盲点は、自己保存的です。
これはどういうことかというと、
私のタイプ1の特徴である、
完璧主義
理想が高い
平等
正しさ...
みたいなものは、
社会に対して特に現れるということです。
なので、
社会的に正しくないこと
に意識がいって、
それを正そう
という思いが強くなります。
逆に、盲点となる自己保存的領域には、
ほとんど意識がいかないので、
部屋の片づけは
とても苦手です。
つまり、
社会は正しくないといけないけど、
部屋の中は正しくなくてもいいんです。(^^;
同じタイプ1の人でも、
自己保存が優先の人は、
部屋の中が完璧な感じです。
つまり、同じタイプの人でも、
本能の優先が違うと、
随分違う感じがするということなのです。
ずっと、
同じタイプ1なのに、
こんなに違うのは何故なんだろう?
と思っていたのですが、
この3つの本能という概念を聞いて、
なるほど!!!!
と、納得することができたのです。
そして、
私はどうして部屋の片づけができないのか、
時間のコントロールがうまくないのか、
その理由がわかって、
自分のことを大分許せるようになりました。(^o^)
タイプ同様、
本能の順番を知るということは、
自分がなぜそうなのか?
を理解するのにとっても役に立つものなんです。
今日はかなり理論的だったので、
明日は、もうちょっと事例をだして
楽しく説明しますね。(^^;