先日、あるドラマを見ました。
先天的に心臓を患う女性が妊娠して、
自分の命さえ危険になる出産を決意します。
孫の顔をみたいと、ずっと願っていた義理の父母ですが、
「命を犠牲にしてまで、子供を産んでもらいたいわけじゃない」
ということを、息子のお嫁さんである彼女に伝えます。
その時の、彼女のセリフがこれ。
「お義父さん、お義母さん
心配してくださって、ありがとうございます。
でも、お義父さんとお義母さんのためだけに命をかけるわけではありません。
私がやりたいことなんです。
今までも、いつもみんなに心配をかけてきました。
心配はうれしいけど、身動きが取れなくなります。
でも、応援は力をくれます。
だから、応援してください。」
ああ、そうだなぁと思いました。
このお義父さんとお義母さんも
大きくうなずいて、
「そうだね、応援するよ!」
というのです。
そういえば、思い返してみると、
私の母は、いつも私を心配していました。
子供として、確かにそれはありがたかったし、
大切に思ってくれているとは感じましたが、
窮屈な感じは否めませんでした。
それで、やりたいことをあきらめるような性格ではなかったので
押し切って(文句を言わせないようにして)やっていましたが...(^^;
もっと親のことを大切に思う性格の子供なら、
きっと、やりたいことも我慢して育つのだろうと思います。
そうすると、
親に対する不満が増大したり、
何かをやるときの勇気を学べなかったり、
自分に自信が持てなかったり
ということが起こるのかもしれません。
実は、心配しがちな人は、
自分に対してもそんな状況をつくっています。
だから、
「心配」ではなく、
「応援」すればいいですね!
人に対しても、
自分に対しても。
イメージは、子供の運動会。
カメラを持って、遠くからそのときを眺めている感じかな。
ファインダー越しに、子供を見ながら、
そうそう!その調子!行け行け~!
と、ココロの中で唱えている感じ。
人に対しては、心配しすぎず、
「応援してるよ!
~なところは、ちょっと気を付けて、頑張ってね!」
と、言ってみたらどうでしょう?
自分に対しては、不安を打ち消すように
「頑張れ私!頑張らなきゃ!」
と、自分にハッパをかけるのではなく、
「大丈夫、大丈夫!
できる、できる!
あともう少しだよ~!」
と、子供への声かけのように応援してみましょう。
不安はどっぷりとそのなかに浸かってしまっている感じ。
応援は、ちょっと離れたところから見ている感じ。
俯瞰した客観的視点をもつことで、
余裕ができて、感情に捕まらずにいることができます。
特に、心配しがちなタイプ6の方、
ぜひ、お試しあれ。(^-^)
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