「夢を追う」って、とてもステキなこと。
だって、ワクワクするから。
「今に気付く」って、とてもステキなこと。
だって、幸せや歓びを感じられるから。
こんにちは！ 未来を創る コーチ にいみひろこ です。
でも、この２つは、一緒には得られない？
いえ、いえ、そんなことはありません。
というか、一緒に感じられることが大事なことだと思います。
エニアグラムでお伝えすることに、
「プレゼンス」というのがあります。
これが、「今に気付いている」状態。
今、何を感じているのか？
今、何を見ているのか？
五感を使って、
今を感じ、それに気付いているということ。
多くの場合、人はなかなか「プレゼンス」の状態にありません。
色んな音が聞こえているのに、聞こえていない。
意識すると初めて聞こえてくる。
色んなものが見えているのに、見えていない。
意識すると初めて見えてくる。
色んなものに触れているのに、感じていない。
意識すると初めて感じられる。
「意識して」やっと「今」に気付くのですね。
エニアグラムで健全度のレベルが高いというのは、
この「プレゼンス」の状態にいる時間が長いということ。
ちゃんと、自分や周りの状況に「気付いている」ということ。
ちょっと【高い視点】から、
自分を眺めている感じ。
自分を観察している感じ。
それが、「プレゼンス」
「プレゼンス」でいられないのは、
性格の自動反応に捕まってしまっているから。
感情的になっていたり、
何かに夢中になりすぎていたり、
そこにどっぷりと浸かってしまって、
「我を忘れている」状態。
逆に「我に返っている」状態がプレゼンス。
今回の震災のように、
目の前にひどい状況があると、
当然のことながら、それに感情が揺さぶられる。
感情的になってしまって、
「プレゼンス」でいるのが難しくなる。
そうなると、今後のことに希望が見いだせず、
どうしたらいいのか絶望的な気持ちになる。
目の前の壁があまりに高すぎて、
どうやって超えたらいいのかわからない。
でも、「夢を追って」いたらどうだろう？
遠くのものを見るときには、
少し視点が高くなる。
だから、
夢や未来を見ていると、
少し視点が高くなる。
「プレゼンス」と同じように、
ちょっと【高い視点】にいるってこと。
だから、その視点から、
「今」を眺めてみると、
「プレゼンス」の状態になりやすい。
だから、
今ここにある幸せや、歓びにも気付くことができる。
目の前の壁から離れて、
ちょっと高い視点から眺めると、
超え方がわかったりするってこと。
でも、それは、
あまりに辛いから、
幸せだと思わないとしょうがない
というあきらめではなく、
確かに未来に繋がっている幸せなのだ。
その壁を壊せば（乗り越えれば）、
幸せ（未来）があるのが見えている。
未来が見えているからこそ、
目の前の悲観的なことにどっぷりと浸ってしまわずに、
乗り越えることができるのだ。
未来を信じて、
乗り越えることができるのだ。
大事な人とケンカをしていても、
大切な何かをなくしてしまっても、
そこにある幸せにも気付くことができる。
それ自体が幸せに続くんだと気付くことができる。
もちろん、単に「夢だけを追って」、
「今を見ない」のは、ただ逃げているだけ。
そうではなく、
「夢を追って（未来を見て）」
しかも
「今に気付いている」
という状態が、今を乗り越える力をくれる。
図らずも、
地震の数日前に、
コーチ協会熊本支部で、
「夢を追う（大ゴールを設定する）」セミナーをしていた。
先日、そこに来てくれていた仲間に
地震後初めて会ったら、
この前、大ゴールを設定していたから、
今、ブレずに済んでいる
そう、言ってくれました。
「夢を追う」と「今に気付く」
この両方があるから、
乗り越えられる。
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未来を創る コーチ にいみひろこ
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