こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
今日、本屋さんで、
「「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100の指標」
という本が並んでいて、
思わず、すぐ手に取って見ていました。
ベストセラーになった
「日本で一番大切にしたい会社」シリーズの著者が作った
テスト(チェックリスト)です。
このテストで、
人を大切にし、かつ利益を上げて将来性もある会社であるために
その会社では、
何が出来ていて、
何が足りていないのか
がわかるようになっています。
私がカウンセリングやコーチングを学び始めたのは、
そもそも、
当時働いていた会社を元気にしたいからでした。
このあたりの詳細は、
「はじめまして」を見て頂けるとわかるかと...
働く人たちが元気であってこそ、
会社の業績も良くなり、
会社自体が元気になる...
その思いは今も変わりません。
働く人たちが元気になるためには、
どうしたらいいんでしょう?
まず職場が楽しいこと。
自ら進んで仕事をする状況があること。
私が働いていた会社の壁には、
「顧客満足第一」
という貼り紙がありました。
でも、そのために、
従業員が犠牲になっては本末転倒です。
従業員が楽しく働けてこそ、
お客様が満足してくださることを
従業員が進んで行うような状態になるんです。
これが結果的に、会社の業績に繋がりますよね。
私は、長い会社生活の中で、
「顧客満足(CS)」の前に、
「従業員満足(ES)」が必要だと実感してきました。
この本のシリーズでも、
組織に関わる人たちの中で、
とりわけその幸せを追求・実現しなければならない人として、
第一に、社員とその家族
ということを言っているんですね。
従業員の満足度として、
もっとも高い効果があるのが、
職場の人間関係
上司との関係性
存在意義・貢献度・やりがい
等に関する事だと思います。
多少、制度が整っていなくても、
給料が安めだったとしても、
これらが満足いくものであれば、
仕事は楽しく、
やる気も出てきますよね。
上司から見た場合の
これらの満足度を上げるポイントは、
相手を知り、
信頼関係を作る
ということです。
家族構成や状況
趣味、興味あるもの
価値観
性格、特質
:
このうち、
価値観や性格、特質等については、
エニアグラムが大変役に立ちます。
どういう声掛けをすると、
モチベーションが上がるのか?
仕事をするうえで、
その人が大事にしているものは何なのか?
そういう行動をとってしまうのはなぜなのか?
そんなことがわかっていると、
相手に合った対応ができ、
相手の満足度が満たされてくる
のですね。
上司がエニアグラムを学ぶ意味のひとつは、
こんなところにあります。
こんなところにあります。