子供

親のタイプ、子のタイプ

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こんにちは!
 
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。 かお
 
 
 
この前の日曜日、
春休みで戻ってきていた息子と一緒に
iPhone5 から iPhone6 に機種変更してきました。
 
その日のうちに息子は鹿児島に戻ったのですが、
それからというもの、
iPhoneにふりまわされてます。(^^;
 
iBooksのデータが復元できなかったり、
スケジュールが反映されなかったり、
息子のアプリが私のIDになっていたり...
 
まぁ、色々ありました。
 
 
Appleはほぼわからないのですが、
以前技術者だったこともあり、
自分で調べながらどうにか解決しました。
 
 
大学生の息子は、
ゲームばっかりやっている割には、
機械には疎くて、
 
わからなくなるとすぐに電話をかけてきます。
 
先日は、ルーターの設定、
今日は、iPhoneのアプリの問題...
 
私は、
まるでカスタマーサポート...(^^;
 
 
 
なまじっか、近くにできる人がいると、
頼っちゃって
自分はしなくなりますよね。
しょうがないか...(^^;
 
 
でも、以前の私は、
そんなことも頼ることが出来ない性格でした。
 
 
 
頼れないということは、
自分がどうしようもない時だけしか、
人に聞いたりしないということです。
 
だから逆に、簡単に頼ってくる人に対しては、
どうして自分でやらないかな!
と思っていました。
 
まぁ、だからこそ、
自分自身は、それなりにいろんなことが
出来るようになったんだろうと思いますが。(^^;
 
でも、弊害も多いんですよね。
時間はかかるし、
人には厳しいし、イライラするし...
 
 
 
今振り返ってみると、
「頼っちゃいけない」
「自分でやるべき」
という思い込みは、
 
誰も言ってなかったかもしれないけど、
いつのまにか自分がそういうメッセージを
受け取っていたんだなと思います。
 
 
これが、タイプの特徴なんですね。
 
どのタイプでも、
独特の思い込みを持っています。
 
それは生まれながらに持っている気質のために、
 
「自分が勝手に」そんなメッセージを受け取っているのです。
 
 
 
私の友達は、二人姉妹です。
 
お姉ちゃんは、小さいころからいつも親に、
「それはヤメとけ。」「それはダメ。」
と言われ、
「何でも反対され、やりたことが出来なかった」
と思っていました。
 
妹は、いつも親に、
「余計なことするな。」「気にするな。」
と言われ、
「そんなことばっかり言って、余計に心配にさせる!」
と思っていました。
 
そんな話を姉妹でしたら、
お姉ちゃんが、
「あなたも、ダメ!って言われてたよ。」と。
妹は、
「へぇ、そうだった?」と。
 
 
きっと、この姉妹は、
同じことを言われていたと思います。
 
でも、各々の受け取り方が違うのですね。
 
結果的にこの姉妹はどちらも、
事実として、
色々我慢していたこともあるにせよ、
自分のやりたいことをやってきました。
 
でも、姉は
「それはダメ!」と言われ「やりたいことが出来なかった」
という思いがあり、
 
妹は、
「余計なことするな!」と言われ「心配になっていた」
という思いがあるんですね。
 
 
生まれながらの気質によって、
受け取り方が変わってくるのです。
 
 
 
ウチの話に戻しますね。(^^;
 
 
「自分でやるべき!」
と思っている私は、
子供に対しても、基本的に、
自分でやりなさい!
という厳しいスタンスだったので、
 
「親の期待に応えなきゃいけない!」と
思う気質の娘は、
「頼りたいのに頼れない!」
状況になり、
 
「自分は何もしなくてもどうにかなるんじゃ~?」と
思う気質の息子は、
親が言うこともあまり気にしないんですね。
 
 
これは、どういうことかというと、
 
「自分でやるべき!」は、
 
息子には少し位言った方がいいけれど、
娘には言わなくていい
 
ということなんですね。 
 
 
 
だって、
娘は、いつも、
親の言うことを聞こうと頑張っているんです。
それ以上、追い打ちをかけるように言う必要はないんです。
 
親がもっと強く言ってしまうことによって、
彼女の「ねばならない」は、
もっともっと強くなって、
もっともっと自分を苦しめてしまいます。
 
 
もう少しわかりやすく言うと、
例えば、
 
子供が不注意でコップの水をこぼしたとき、
 
「もう少し注意しなさい!」
 
という言葉は、
 
いつも注意散漫な子には言った方がいいですが、
 
いつも注意していて、たまたまこぼしてしまった子には、
 
言わない方がいいってことです。
 
 
でも、親は、つい、

どちらのタイプの子にも、
同じように言ってしまうのですね。

 
 
その結果、
親と子のタイプの組み合わせによっては、
 
ますます、
悪い状態になってしまうことになるのです。
 
 
 
長くなってしまったので、
この続きはまた明日。(^o^)/
 

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