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後回しにしていること、本当はとても大事なことではないですか?

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先日の第7回さなぎ塾、テーマは「後回しにしていること」

そもそも、このテーマをさなぎ塾に出したのは、私がずっと後回しにして来た「自分自身をいたわる」ということの大切さに気付いたから。

 

みなさんも、ついつい、目の前にある緊急度の高いやらなければいけないことや、自分の価値観(フィルター)で「一見」大切そうに思えることを優先して、いつも後回しになっていることありませんか?
「一見」大切に思えることをやっていると、どんどんそれが大切に思えてきて、ついついやりすぎてしまいます。

 

一番顕著なのが、仕事(家事も含む)。
生活のために、誰かのために、一生懸命に仕事をすることは必要なことですが、そこに意識が行きすぎると、仕事は絶対に休めないという思いになり、他のもの(自分自身・家族・パートナーとの時間、健康、夢...等)を後回しにし始めます。
そしてそれをやりすぎると、「本当に」大切なものが後回しになって、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

 

特に、タイプ1、3、5の合理タイプは、自分が「やらなければ」と思っていることに意識が向きすぎると、「目の前の人」との関わりの部分をどんどん削り始めます。

・仕事の目標達成のために、家族をかえりみなくなる(タイプ3的)
・やるべきことが多すぎて、子供との時間が少なくなる(タイプ1的)
・情報収集を黙々とやりすぎて、周りに気付かなくなる(タイプ5的)

現在の企業文化は、タイプ3や、タイプ1的なところが多いですし、スマホの普及で、タイプ5的な状況を簡単に作れるようになっています。そういう意味では、日本全体が、合理タイプの行動になっていると言えそうです。

 

さなぎ塾に参加してくださった方が、「それって、仕事でいう緊急度と重要度と同じですね」と言ってくださいました。確かに、そうですよね。
第一優先は緊急で重要なことですが、本当に大事なのは、後回しにしている、緊急ではないけれど重要なこと。それを毎日一定量やっていくことが、のちのち破綻してしまわないために大切なことなのです。

 

私が後回しにしていたことは、食事や睡眠、掃除など、まさに自己保存本能(※)の部分で、「自分自身を大事にいたわる」ことでした。

※ 後回しにしていることについては、エニアグラムの「3つの本能」にも大きく関わってきますが、この話は、また別の機会にしたいと思います。

参加してくれたタイプ6の方が後回しにしていることは、「自分の能力をもっと発揮してもよいという許可」でした。
今まで後回しにしていた「自分の気持ちを大事にする」ことをやるようになって、とてもラクになったというタイプ2の方もいらっしゃいました。

 

「一見」大切に思えることのやりすぎに気が付いて、後回しにしている「本当に」大切なことを、意識して(少しでも)やってあげる。それが、幸せに繋がるんだろうな...と思います。

 

あなたが後回しにしていることは何ですか?

それは、「本当は」とても大切なことではないですか?

それを、少しずつでもやっていくためには、どんな工夫ができますか?

 

さなぎ塾、参加者の感想はこちら
第7回さなぎ塾

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