こんにちは! にいみ裕子です。
「あの人って、どうしていつもそうなの!?」
「あー、またやっちゃった!私っていつも…」
なんて思ってしまうこと、ありませんか?
人間関係が、うまくいかないのは、
こんな思いの積み重ねが原因なんです。
でも、本当に、「あの人はいつもそう」なんでしょうか?
本当に、「私っていつも…」なんでしょうか?
さっき、仲間とTELで書類の書き方について話していた時…
「ひろぽん、言い方、恐い…」
と、言われてしまいました。
ははは、
私の周りでは、よく、こういうことは起こります。
だって、私の言い方、きついんです。
あ、いつもじゃありませんよ。
カウンセリングや、コーチングをしている時は、
やさしいです。
多分…
私は、エニアグラムのタイプ1なんですが、
「正しい」というのが、キーワード。
正しくあろうと、正しく伝えようと、正しく理解しようとします。
なので、堅いし、融通きかないし、厳格な感じがすると思います。
あ、いつもじゃありませんよ。
以前から、よく、恐いって言われてたんですけど、
エニアグラムを知って、
自分にそういう傾向があることを、より理解しました。
自分では、
怒っているわけでもなく、
その人が嫌いなわけでもなく、
言いくるめてやろうとか思ってるわけでもない。
でも、
ちょっと一生懸命になっちゃうと、
つい、「正しく」が前面に出ちゃって、
口調がきつくなってしまうんです。
でも、さっきの友達は、
私をわかってくれているので、
「ひろぽん、今、恐いよ」
って言ってくれたんです。
そう、それで、私は、ハッ!と気付くわけです。
あー、また、恐くなってた!
ごめんね~!
つい、熱が入っちゃった!
もし、友達が、
「ひろぽん、どうしていつもこんな恐い言い方するんだろう!?」
と思っていたらどうでしょう?
ホントは、いつもじゃないんだけど、
いつもそんな言い方しているように感じちゃいます。
「ひろぽんは、いつも恐い、いつも恐い。」
「私の事、嫌いなんだ。」
「私は、ひろぽんのこと、苦手。」
って、自分で自分に言い聞かせているわけですから、
信じちゃいますよね。
そうすると、いつの間にか、それは、
「事実」という仮面をかぶった「思い込み」
になるわけです。
いつの間にか、自分を、被害者にしてしまいます。
ひろぽんの言い方が恐いから、私はいつも怯えてかわいそう!
一方、私の方はどうでしょう?
もし、「恐い」って言われたとき、
「あー、また、やっちゃった!」
「どうして、わたしっていつもこうなんだろう!?」
「友達を、傷つけた…」
と、自分を責める。
ここでは、いつの間にか、
自分を 加害者 にしてしまっています。
だって、
いつもじゃないし、
傷つけてしまったのかもわからないのに。
場合によっては、どちらも被害者になるかも。
「恐いって、どういうこと!?」
「あの人は、いつもそう受け取る!」
「何にもしてないのに、私を悪者扱いにする!」
なんてね。
どちらにしても、また、ここでも、
「事実」の仮面をかぶった「思い込み」
が顔を出します。
本当の事実は、
私が、だんだん声が大きくなって強い口調になって話した。
ということと、
友達が、「ひろぽんの言い方、恐い。」と言った。
ということです。
そこには、何の評価も感想も入っていません。
でもそこに、
「自分で」評価や感想を付け加えて、
それ全体を事実にしてしまって、
自分を被害者や加害者にしている。
これが、人間関係の問題の根本なんです。
今、「事実」だと思っている事は、
本当に「事実」ですか?
それとも、「事実の仮面をかぶった思い込み」ですか?
私は、
「ひろぽん、恐い」
と言ってくれる友達がいて、
幸せだなぁ~