子供

「手がかからず、おりこうで言うことをきく子供は安心」だと思っている、とんでもない勘違い

更新日:

言うことをきく子は安心?

ウチの子は、ちっとも言うことをきかなくて...
そう思う親は多いですよね。

でも、それは、問題ありません。(^-^)
「子供は、親の思い通りにならなくて当たり前」だから。

 

こんにちは!

「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみひろこです。

 

 

だから、問題なのは、むしろ、

親の言うことをきく子。

 

だって、
「子供は、親の思い通りにならなくて当たり前」だったら、

親の言うことをきくって、当たり前じゃないってことですよね!?

 

まぁ、「当たり前じゃない」って言うのは大げさですが、

注意する必要があるのは、言うことをきく子の方。

 

 

親は、言うことをきかない子に対しては、
問題意識があるので、
常に注意が向いています。

しかも、子育てが大変なので、
親はどうしたらいいのかを研究します。

子供の立場から言っても、
言うことをきかない子は、
言ってみれば、好き勝手にしているわけなので、
それほどストレスは溜まりません。

 

一方、言うことをきく子に対しては、
親はあまり問題意識を持っていないので、
注意の向け方も少なくなります。
手のかかる他の兄弟に目が向いてしまうかもしれません。

子育ても楽だし、
一見、何の問題も起こらないので、
自分の育て方はうまくいっていると思っています。

でも、子供の立場からすると、
言うことをきく子は、
自分を押し殺しているので、
ストレスを溜め込みがちということになります。
他の兄弟ばかりに目を向ける親に対して、
不満を持っているかもしれません。

 

どうしてこんなことが起こるのでしょう?

 

それは、子供のタイプの違いです。

 

親がちょっと油断して、
目を向けていないと、

言うことをきく、おりこうさんタイプの子は、
目を向けてもらうために、

もっとおりこうになります。

 

そして、親はますます安心して、
他の事に気が向くと、

その子は、もっとおりこうになります。

だって、おりこうにしていないと、
褒めてもらえないから。

 

そう、

おりこうな子は、

褒めてもらいたいから

おりこうになるんです。

 

 

そして、いつも一生懸命おりこうにしているのに、

時々、失敗して、
水をこぼしたり、
忘れ物をしたりすると、

ほら!注意してね!

と言われてしまうので、

まだ、おりこうが足りなかった!と、

もっと、おりこうになるのです。

 

思春期になっても、
反抗期がないことも多く、

結果的に、
大人になるころに堪忍袋の緒が切れて、

大問題となって発覚したりします。

堪忍袋の緒が切れればまだいいですが、
切れない場合は、
摂食障害などとして表れることもあります。

 

必ずそうなるわけではないですが、

そんな危険性が隠れているのです。

 

そして、それは、
その子が大人になった時、

その子の大きな問題となってやってきます。

 

 

なので、

親の言うことをきく、おりこうな子には、

頑張ってるね。
ありがとう。

と、その子のやった事ではなく、
存在自体に焦点を当てた言葉
かけてあげて、

おりこうじゃなくても愛される

ということを伝えてあげてほしいと思います。

 

 

私が、子育てにエニアグラムがとても必要だと思う理由は、

まさにこれがスタート地点となっています。

 

 

 

本や記事でタイプについて読むだけでは、
なかなかその臨場感(リアル感)が伝わりません。

ぜひ一度、私と話して体感してみてください。(^-^)

 

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