こんにちは！
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
今朝TVで、モラハラの特集があっていました。
モラハラを受ける人も苦しいけれど、
してしまう人も苦しんでる...
そんな実態が見えました。
モラハラの加害者で、
現在施設で更生中の男性は、
自分が正しいと思っていることを、
他の人が出来ないと、
相手がわかるまで、正そうとしてしまう。
ある時点で「怒り」のスイッチが入って、
どんどんエスカレートして、
止められなくなる。
と言っていました。
子供が忘れ物をした時は、
「何で忘れ物をするんだ！」
「一体何度言ったらわかるんだ！」
「わからないなら...」と、ランドセルを窓から投げ捨てる。
モラハラの加害者となる人にも
色んなタイプの人がいるとは思いますが、
私は、少なくとも、
この人の話している内容を聞くと、
かなり怖い感じがします。
怖いというのは、
感覚的にこの加害者が言っていることがわかるからです。
頭で理解できるということではなく、
体感的な部分で、わかる気がしたのです。
つまり、自分も状態が悪くなったときに、
同じような傾向が出てくるような気がするのです。
相手に、
「自分が間違ってました」と言わせるまで、
追及してしまい、
逃げ道を与えないような、
そんな感じ。
自分の健全度のレベルが下がった時は、
こんな感じになってしまうんだという怖さです。
怖いけれど、
怖いからこそ、
そうならないようにしたい！
そう、思います。
モラハラの加害者になる人の特徴を調べてみました。
色んなタイプの健全度レベルの低い特徴を持っています。
タイプの特徴として、
モラハラをしやすいタイプというのはあると思いますが、
どのタイプの人も、
健全度のレベルが低いと、
色んな問題を引き起こします。
自分のタイプの
健全度が低くなったときの状態を知っていると、
もし、そうなってきたときは、
自分自身の考えや行動で、
あ～、今、私って健全度が下がってきているな...
と、気付くようになってきます。
自分で、自分に歯止めをかけられるようになるのです。
悪い状態に成りきってしまわないためにも、
自分の悪い状態はどんなものかを
知っているのは、
結構、いいことなのです。
エニアグラムで、
タイプに関して、
健全度のレベルが高い時と低い時に
どんな特徴を持っているのかが説明されているのは、
自分が今どのあたりにいるのかを知る指標になりますね。