「より良くしたい」という思い。
私の根底にも、いつもこの思いがある。
それは、本来、とても尊い思い。
それによって、たくさんの人やものが発展してきた。
日本人は、特にそんな思いが強いから、
良く学ぶし、
根気強いし、
品質が高い...
素晴らしいものを作り出してきた。
「人を育てる人」を育てる 未来を創るコーチ にいみひろこです。
でも、それによって、
苦しくなる人を生むときがある。
もっと、良くなるのに、なぜしないの？
もうちょっと頑張れば、すごく良くなるのに！
能力あるのに、もったいないよ。
あなたは、
子供や、部下に、
そんな思いを持っていませんか？
私は、いつも持っていました...
自分が、いつも「より良く」を目指して努力してきたから、
相手にもそれを望んでしまう。
それは、確かに、
相手を高めようと思う「愛」から来ているものなんです。
子供のため
部下のため...
でも...
「より良くしたい！」その裏にあるのは、
「今のままではダメだ！」というメッセージ。
それは『自己肯定感』を低めてしまうんです。
子供や部下の中に、
今のままではダメな自分...
潜在意識に、そんな自分が出来上がってしまうんです。
その結果、
出来ないことが多くて、
いつもうまく行かない自分
になってしまう。
「もっと、良くしたい」という思いは、
時に、
その思いとは、逆の事態を引き起こしてしまいます。
実は、自分自身にもそのメッセージを送っているんです。
だから、
もっと頑張らなきゃいけない自分
を作り出しています。
だから、自分をも苦しめています。
いつの時も、どんな場合も、
「もっと、もっと」は危険信号。
それは、『自我』の思い。
どんどん自動反応にはまっていく...
それに気付いたら...
一番最初にやることは、
まず、「今のままを認める」ってこと。
「より良くなくてもいい」
そのままで、いい。
そのままで、ちょうど良くすばらしい！
「より良くなくてもいい」という思いの中から、
ホンモノがでてきます。
『自我』は『本質』のフリをする。
「ねばならない」は、自我の思い
「もっと、もっと」は、自我の思い
強すぎると破滅する。
信頼をなくす。
人からも、自分からも。
だから、「より良くなくていい」
そこからしかホンモノの「より良くしたい」は出てこない。
「より良くなくてもいい」けど、
「より良くする」という感じ。
覚悟の決まった、ホンモノの「より良くしたい」
それは、人を苦しめない。
それは、エネルギーを高める。
それは、広く自由な感じ。
それがホンモノか？ ニセモノか？
それを知るには、
身体に意識をむけるとわかります。
特に胸のあたり。
呼吸がラクに深く出来るか？
身体に聞いてみたらいい。
頭で考えるのではなく。
ラクに出来なかったら、ニセモノだから、
「より良くなくていい」から始めよう。（笑）
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「人を育てる人」を育てる
未来を創る コーチ にいみひろこ
自分の未来は自分で創れる
「人を育てる（育成する）」役割の人が、
自分自身の未来を創り、輝いていくことで、
相手もまた、夢を描き輝きだす
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