自分

「一見」大切なもの、「本当に」大切なもの

更新日:

007

 

先日、映画を観ました。

「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」

という映画です。

 

 

実際に私の友達にも、

50歳ぐらいで銀行を辞め、

熊本市電の運転手になった人がいるので、

以前から気になっていた映画でした。

 

 

主人公の男性(中井貴一)は、

一流企業の役員候補で、
会社でも期待され、

毎日毎日仕事で遅く帰ってきます。

 

家族の会話はほとんど無く、

ギスギスした状態。

 

 

娘(本仮屋ユイカ)から

「お父さんは、話の途中でいつも時計を見る!」

と言われ、ドキッとすることも。

 

 

そしてある日、

その男性の田舎にいる母親が倒れたという連絡が入ります。

男性とその妻(高島礼子)の

「こんな(仕事が忙しい)時期に困ったな...」
「仕事がやっと軌道に乗ってきたところだから、休めない」

という会話を聞いて、

 

娘が叫びます。

 

おばあちゃんより大切な仕事なんてない!!

 

 

 

 

私にも、似たような経験があります。

 

寝たきりになった思春期の子供のために、
仕事を辞める母親のドキュメンタリーを見ていた時、

娘がひと言。

「お母さんは、絶対にこんなことしないよね...」

 

 

胸がえぐられた気がしました。
でも、

「だって、この子を生かすためには、
 お金が必要なんだよ。
 だって、ウチでは、お母さんがみんなを養ってるんだよ。」

と言っていました。

 

その時の私なら、多分、

自分が外で働いて、

その寝たきりになった家族を、
ヘルパーさんなどに頼んで世話をしてもらう

という選択をしたと思います。

 

ヘルパーさんを頼む金額より
私が稼ぐ金額の方が多いので、

頼む方が「合理的」だという考えを、

感情よりも優先させてしまうのです。

 

 

娘は、寂しいんだろうな...と思いはしますが、

「仕方ないけど、そうしなきゃ」という

当たり前の感覚でした。

それ以外の選択肢なんてない...という感じでした。

 

「だってそうでしょ?
生活するためには、それしかないでしょ?」

と、他の選択肢を考えることもできませんでした。

 

 

そして、

私はいつもそんなことを「やりがち」なことに

気付いていませんでした。

 

そんなことに囚われている自分に

気付いていませんでした。

 

 

 

映画の中で、主人公の男性は、
だんだんと自分の『本当に』大切なものに気付くようになり、

結局、仕事を辞めて、
田舎に戻り、
子供のころの夢だった電車の運転手になります。

 

家族と、自分の夢を
取り戻すという物語でした。

 

 

 

私も、5年前にそれに気付き、

家族と、自分の夢のために、

会社を辞めました。

 

 

でも、このところ、

またちょっと、

本当に大切なものがおろそかになっていることに

なんとなく気付いていたところに、

 

この映画を見ることになりました。(^^;

不思議ですね。

 

 

 

自分のついやりがちなパターン。

それは、『一見』とても大切に思えるもの。

 

でも、それをやりすぎてしまうと、

周りに問題が生じ始めます。

 

そして、『本当に』大切なものを失います。

 

 

 

本当に大切なものは何か?

 

それが、本当に大切なら、

それを、第一優先にすること。

 

それが、

自分自身を大切にしているということ。

 

 

 

あなた自身を大切に

あなたが大切にしているものを本当に大切に

 

 

それが、「幸せ」ということだと思います。

 

 

だから、今すぐ「幸せ」になれる。(^-^)

 

 

 

つい、「一見」大切なものに目が行って、

「本当に」大切なものを忘れがちになる。

でも、それでは幸せから遠のいてしまう。

 

 

また、しっかり思い出して、

幸せでいようと思います。(^-^)

 

 

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