こんにちは! きらきら人排出係 改め
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子 です。
各タイプの 「恐れ」と「欲求」について、
シリーズとしてお伝えしています。
昨日は「成功したいタイプ3」でした。
今日は、タイプ4について。
タイプ4の人たちは、どんな人たちかというと…
一言でいうと、「個性を求める人」
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繊細で感性が鋭い人です。
美しく、深いものを求めます。
自分は他の人とは違い、特別であると言う意識があります。
人から距離を置き、近寄りがたい雰囲気がありますが、目立ちます。
自分の内面でストーリーやドラマを作り出す傾向があります。
繊細で感性が鋭い人です。
美しく、深いものを求めます。
自分は他の人とは違い、特別であると言う意識があります。
人から距離を置き、近寄りがたい雰囲気がありますが、目立ちます。
自分の内面でストーリーやドラマを作り出す傾向があります。
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このタイプの 恐れ は、
「自分には個人的存在意義がないのではないか」
という思い。
なので、 欲求 は、
「自分が自分であることの意味を見つけたい」
もちろん、人間、誰しも、
自分らしく生きたいという思いがあります。
でも、タイプ4の方たちは、
心の奥底でのこの思いがとても強く、
思考や感情や行動のほとんどが、
この恐れと欲求によって突き動かされています。
自分の気持ちを
とても大事にします。
既存のものを排除し、
新しい表現や価値を創造します。
服装や、ひげ、特殊なものを集めるなど
自分らしさを表現します。
美しいものに囲まれ、
耽美的な感覚や空想に浸り、
自分らしいムードを保ちます。
それは、素晴らしいことですね。
やりすぎなければ…
心の根っこには、
「自分の存在意義は何だろう?」という思いがあるので、
自分の存在意義を感じるために、
物事を自分らしく演出せずにはいられないのです。
他の人たちとは、違っていることが大切です。
特にマイナスの感情は、人とは違う自分を感じ、
避けるのではなく、とことん受け入れます。
時には、それが発展しすぎて、
白馬に乗った王子様が迎えに来てくれる
とか、
いつか本当の親が私を探し出してくれる
とか、
空想の世界に入り込んでしまうこともあります。
でも、
自分の感情に流されてばかりいては、
日常の生活がうまく送れなくなるかもしれません。
「自分らしさを感じていたい」という
タイプ4特有のパターンなのです。
人と違っていないと、
自分らしさががなく、自分の存在意義がない?
という気がしているのです。
タイプ4の人は、
人と違うことに焦点が向けらるので、
普通の人のような幸せな生活は、
自分には送れない
と思っています。
他の人たちとは違うという思いを持ちながら、
他の人がうらやましくて仕方ありません。
(深層心理なので、自分でも気づいていないかも。)
だから、もし、
他の人がうらやましくて、
自分はなんてかわいそうなんだろうと思っていることに気づいたら。。。
深呼吸をして、
大丈夫、大丈夫
人と違っていなくても、
私は、ただ一人の存在なんだ。
そう言ってみましょう。
あなたは、平凡な人生を送っていたとしても、
ありのままで、
あなただけの存在価値があるのです。
怖いですよね。
ホントに?
と思いますよね。
各タイプには、
違った種類の
恐れ と 欲求 があります。
ほとんどの考え、感情、行動は、
この恐れと欲求によって、
突き動かされています。
どのタイプも、
恐れ と 欲求 に突き動かされたいつものパターンを
繰り返してしまっているのです。
苦手なことをできるように頑張る必要はありません。
克服する必要もありません。
ただ、
やりすぎているいつものパターンに気づいて、
それをやめてみるだけでいいのです。
やめようとすると、
心の奥底で、
「やめちゃダメだよ。
やめたら、自分らしさがなくなってしまうよ。」
と囁く声が聞こえます。
だから、怖くてやめられません。
でも、
だからこそ、
やめても大丈夫(何も起こらない)ことに、
気付いて、
やめることに慣れるだけでいいのです。
そうやって、
少しずつ、囚われから解放され
少しずつ、成長していきます。
ひとつだけ付け加えるなら、
他の人と同じように、毎日やっていること
によって、
うまくいっていることを思い出してみてください。
(それは、歯磨きや、会社に行くことかもしれません。)
普通の自分を認めてあげる人がいないから、
人が持っているものがうらやましく思える、
それだけなんです。
大丈夫だから!
明日は、タイプ5の 恐れと欲求について
書いてみようと思います。