こんにちは!
「人を育てる人」を育てる エニアグラム伝道師 にいみ裕子です。
自分の経験からもそうなのですが、
子供を育てている時にわからなくなるのが、
「甘やかす」のと「甘えさせる」の違い。
私はずっと、
甘やかさずに、厳しく育ててきました。
そして、今振り返って気付くことは、
甘えさせていなかったということです。
「甘やかさずに、厳しく育てる」ことは、
教育方針として、『有り』だと思うのですが、
「甘えさせない」のは、『無し』だとわかりました。
わかりにくいので、どちらも能動態に変えてみると、
「甘やかす」と「甘える」
「甘やかす」の主語は「親」ですが、
「甘える」の主語は「子供」です。
「甘やかす」のは、
親の都合で、そう判断しているということ。
「甘える」のは、
子供のヘルプのサイン。
でも、親は、
子供が「甘える」のを、
「甘やかしてしまう」ように感じるのですね。
甘やかしてしまったら、
何もできない、わがままな子供になるのではないか?
そう思ってしまうのですね。
子供を愛しているからこそ、
ちゃんと育てたいと思っているからこそ、
そう思ってしまうのですね。
でも、
しっかり甘えさせてあげると、
子供は安心して、
心の中が愛でいっぱいになると、
自分から離れていくんです。
自立していくんです。
いつでもここに戻ってこれる
そういう安心感が、
自然と前に進む勇気を芽生えさせるのだと思います。
私自身の子育てでは、
それをほとんどわかっていませんでしたから、
自分の子供で、自分自身で、
体感したことはないような気がします。
(あったかもしれないですが、
意識していないので、気付いていません。)
でも、
色々学んで、
特に、「性格の出来かた」を知って、
確かにそうだろうと思っています。
また、それを実践してこられた方の話を聞いても、
私の話を聞いて子供の接し方を変えられた方の話を聞いても、
子供たちを観察していても、
確かにそうだと思っています。
特に、私のように、
人生、楽な方を選んじゃいけない
いつも頑張らないといけない
と考えがちな親だと、
「甘えさせる」なんて
(どうなるかわからないから)怖くてできない
だろうと思います。
でも、
「甘えさせない」ことによって、
「甘えられない」子供になってしまいます。
必要な時に、ヘルプが出せない子供になってしまいます。
そう、親がそうであるように...
「何でも自分でやっちゃっていませんか?」でも書いたように、
自分が頼れないと、
相手を頼らせません。
自分が甘えられないと、
子供を甘えさせられません。
だから、
自分が甘えることの居心地の良さを知って、
わがままになるかどうかを自分で試してみてください。
そうすると、
子供をしっかり甘えさせることが
できるようになるかもしれませんね。
(^-^)
4月のエニアカフェSPは、
そんな
・性格の出来かた
・それを踏まえた子供への接し方
をお伝えしたいと思います。
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